2019年に読んだ本をランキングにしてみる【全20冊】

読書

 2019年は全部で20冊の本を読みました。そのすべてをランキング形式でご紹介します。ランキングはあくまで私個人の目線からの「この本を読んで良かった」という主観的判断によるものであることは予めご了承ください。

1位:多数決を疑う

 多数決だけが社会的な合意形成の方法ではない。トランプやブレグジットやN国党など、予想外の選挙結果が続々と飛び出す近年、社会的選択理論の理解は重要だと感じます。

2位:会計の世界史

 タイトルにもある通り、世界史の重要な出来事と会計との関わりを明らかにしながら財務会計、管理会計、ファイナンス理論がどのように生まれてきたのか、そこにはどのような時代の要請があったのかを明らかにしていく一冊。無機質な解説になりがちな会計を歴史と紐付けることで、その意義がより深く理解できます。

3位:楽天IR戦記

 元楽天IR室長による一冊。楽天という企業のスピード感を体現するようにテンポよく次々にハードな案件の経験が語られます。IR担当者目線の本というのは初めて読みましたが、株主との対話とはこういうことかと非常に勉強になりました。

4位:不妊治療を考えたら読む本

 2019年から、我が家では不妊治療に取り組んでいます。それにあたって読んだ一冊。妊娠の仕組みから不妊の原因、治療法について、一通りの基礎知識を得ることができます。こういったことは(特に男性は)意外と知らないことが多いと思います。不妊治療を受けるカップルは年々増加していると言います。他人事とせずに一定の知識はすべての人が持っていると、パートナーや同僚の不妊治療をサポートできるようになるのではないどしょうか。

5位:ファクトフルネス

 我々がいかに事実を正しく捉えられていないか。この本はそれを様々な視点から明らかにしてくれます。アインシュタインは「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションである」と言ったそうですが、その「常識」は世界を見る目を濁らせます。さらには扇情的な情報がネット上に溢れる現代、理性を持って生きるために必読の一冊ではないでしょうか。

6位:日本人の勝算

 ゴールドマン・サックスの元アナリストによる日本経済への処方箋。高度成長の要因の殆どは人口増加であったとし、これからは高付加価値経済への転換が必要と説きます。

7位:1分で話せ

 Yahoo!アカデミアやグロービス経営大学院大学で大久のリーダー育成に携わる著者による、伝える極意。相手に伝えることがゴールである、という当たり前のようで忘れがちなことを再認識させてくれました。

8位:世界のエリート投資家は何を考えているのか

 コーチングのプロが著名投資家たちへのインタビューに基づいて記した本書の最大の見所は、レイ・ダリオから引き出した個人投資家向けポートフォリオ。私はオール・シーズンズと名付けられたこのポートフォリオを知り、共通項のあるグローバル3倍3分法への投資を決めました。

9位:宇宙の「果て」に何があるのか

 最新の天文学の研究成果から、様々な意味での宇宙の「果て」に思考を巡らせる。ある程度予備知識がないと理解が難しい部分もありますが、広大な宇宙の不思議を堪能できました。

10位:道をひらく

 松下電器産業の創業者、松下幸之助のコラム集。現在にもそのまま通じるような言葉の数々に、名経営者の本質や普遍を掴む力の鋭さを感じることができます。

11位:天才を殺す凡人

 職場の人間関係や役割分担を天才・秀才・凡人という3類型をベースに整理。それを小説調で書いたところも面白い。

12位:誰の味方でもありません

 テレビで見る通りの古市節。シニカル・ロジカルなだけでなく時折混じる人懐っこさがこの人の魅力なんだろうな。

13位:アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した

 イギリス人ジャーナリストの底辺労働潜入記。いくら自由や平等を謳っても、社会には確実に階層や断絶が存在するという現実を突きつけられました。

14位:チーズはどこへ消えた?

 かなり前の本ですが、定番の自己啓発本。現状から1歩踏み出すことの重要性を説きます。

15位:ファイナンス思考

 PL脳を捨て、長期目線のファイナンス思考をもつことを推奨。第3章の様々な企業の実例が目玉。

16位:すべては「好き嫌い」から始まる

 経営学者の著者が好き嫌いという軸で様々なテーマについて語る。「正しさ」が求められることの多い世の中で堂々と好き嫌いを述べる解放感があります。

17位:OODA LOOP

 PDCAではなくOODAという枠組みで迅速な意思決定をすることが、変化が激しい不確実な状況で勝利を得るための手段になる。著者は軍事戦略のプロ。

18位:お金2.0

 金融や通貨の技術や機能の変遷、そして未来の展望をメタップス創業者の著者が語ります。

19位:働き方2.0 vs 4.0

 橘玲による働き方をテーマにした本。

20位:平成はなぜ失敗したのか

 経済学教授が平成の日本経済を振り返る。一通りの出来事が語られているものの、アカデミックな分析よりも著者自信の回顧録の色合いが強いか

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