グロース?バリュー?高配当?投資手法の色々

米国株

株式投資には色々な戦略があります。今日はメジャーな投資手法について整理してみようと思います。

グロース株投資

 一般的にグロース株投資とは「企業の成長性や将来性に着目し、業績の伸びが期待できる銘柄に投資する手法」とされます。自分なりに違う言い方をすると「企業の成長への期待から高いバリュエーションが正当化される銘柄への投資」と言えるでしょう。この投資ではPER50倍や100倍といったことは日常茶飯事です。なんなら黒字化前の企業にも投資します。将来の成長予測によって大きく株価が変動するためボラティリティは高いですが、ハマればテンバガーどころではない大化け銘柄を発掘できるかもしれません。

バリュー株投資

 バリュー株投資とは「企業価値に比べて株価が割安な銘柄に投資する手法」とされます。こちらも言い換えてみると、「何らかの理由で指標的に割安で放置されているが、それを是正する材料(カタリスト)を持つ銘柄への投資」といった感じでしょうか。バリュー投資では割安と思われる銘柄に投資するため値下がりのリスクは低いように思われますが、割安銘柄には相応の理由があるわけですから、そこの見極めを誤ると、ただのダメ企業に投資してしまい成果を上げられないかもしれません。

高配当株投資

 高配当株投資とは、配当利回りに着目した戦略です。 これはあえて言い換える必要はありませんね。この戦略についてはよくネット上で論争が巻き起こっています。肯定派からは「長期的に見ると高配当指数は市場平均をアウトパフォームしている」、「配当金というキャッシュフローをKPI とすることで株価の変動に気を取られずに長期投資を継続できる」といった意見が聞こえてきます。一方で否定派からは、「最近のパフォーマンスを見ると高配当戦略の優位性は消えている」、「配当金はその都度課税されてしまうため無分配のインデックスファンドより不利」などの反論が寄せられています。ここではその当否に立ち入るつもりはありませんが、比較的単純な戦略であり初心者でも取っつきやすいことは事実かと思います。

どの戦略が良いのか?

 投資家ごとに得意な戦略・苦手な戦略があるでしょうし、一概にどの戦略が良いということはないと思います。また、それぞれの戦略との境目は必ずしも明確ではありません。バリュー株が同時に高配当株でもあることは珍しくありませんし、好材料の発表と共にバリュー株がグロース株に転換するかもしれません。そしてバリューともグロースとも言いにくい銘柄が無数にあります。

私の戦略は?

 私の米国株への投資スタンスはどうでしょう。基本的な考え方としては、各企業の今後の成長力に照らして現在の株価が妥当かどうかを検討します。高成長が期待される銘柄なら高いPERでも買いにいきますので、そこは完全にグロース株投資ですね。しかし低成長でも中成長でも、成長力とバリュエーションのバランスが取れていると判断すれば投資対象とします。企業の実力に照らして割高でない株を買うという観点はどんな銘柄に投資する場合でも同じだと考えているため、高成長でも低成長でも同じアプローチをとっています。
 もっとも、高成長企業と低成長企業では将来の予想の精度が変わってきますし、投資判断のための計算方法にも異なる工夫が必要になるかもしれません。個別株投資はまだ始めたばかりですので、そういったディテールの部分についてはまだまだ勉強していかなければならないと思っています。続けていくうちに自分の得意不得意がはっきりしてきて、特定の戦略に特化していくことになるかもしれませんね。

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