会計英語を学ぶのにとても良い本を見つけた

仕事

 何も決めずに自由に店内を歩き回る。ふと目に入った新刊の表紙に興味を引かれてそれを手に取り、パラパラと流し読み。面白そうだと思えばそのまま購入するか、オンラインで電子書籍を買う。
 そんな風に、新しい本との偶然の出会いを与えてくれるリアル書店の体験が好きです。指名買いならネットだけでも十分だけど、インターネットは基本的にユーザーが求めた検索結果しか返してくれない。それだとどうしても、これまでの自分の延長線上にあるようなものしか目に入らなくなって、視野が狭くなっていく。リアル書店では自分の趣味でフィルタリングされていない雑多な情報に触れることができ、新しい情報への好奇心を刺激できるのです。

 新型コロナの影響で休業していた多くの書店が、ようやく営業を再開し始めたようです。私も昨日、駅前のスーパーに買い物に言った際にその近くの書店が開いているのに気付き、ふらりと入ってしまいました。
 そこで出会ったのがこちら。

 

『英語で学ぶ会計入門』です。本を開いてみると左ページには英語で会計の基礎が解説されており、右ページにはその日本語訳が書かれています。会計初学者ならば純粋に会計の勉強として、そうではない人は会計英語の教材として使うことができます。
 会計に関するまとまった文章が、和英それぞれで常に並記されている本は今まで見たことがありませんでした。会計士や経理マンが仕事で使える語彙力を養うのに、こんなに良いテキストはないかもしれません

 監査法人時代にはあまり英語を使う仕事はしていませんでした。精々クライアントから提出された英文契約書や議事録などを読むくらいです。しかし今は連結決算支援でクライアントの海外子会社とも直接やり取りをすることになり、英文メールを頻繁にやり取りするようになりました。一応TOEICで800点を超える程度には英語の読み書きができるので支障なくやれているつもりですが、会計用語や会計的な言い回しどう英語で表現したらいいのかということについては、やはり悩んでしまうこともあります。始めにこの本で基本的な会計英語を頭に入れておけばもっと楽に仕事ができたかもしれません。

 今の仕事をするようになり、会計士が英語もある程度できるようになれば、絶対に食いっぱぐれないということに改めて気づきました。クライアントにはもともと英語のできる経理担当者も何人かいて、彼らが海外とのやり取りをしていたのですが、その殆どは英語ができるからその仕事に当てられているだけで、決して会計スキルが高い人ばかりではありませんでした。ということは、会計士がそこそこの英語力を身に付ければ連結決算担当としてこの上ない人材になれるわけです。海外で働きたいとか外資に勤めたいとまで考えていなくても、メールの読み書きができるくらいの英語力は確実にキャリアの安定に繋がります。特に監査法人に勤める若手スタッフ・シニアには、将来の選択肢を広げるために英語の勉強もコツコツ継続することを強くおすすめします。その取っ掛かりとして、『英語で学ぶ会計入門』はとてもおすすめです。

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