オプション取引の方針

オプション取引

証券会社を選ぶ

現在、米国株オプションを日本から行うための選択肢はインタラクティブブローカーズ証券の海外口座かサクソバンク証券かの2択のようです。取引に係る手数料などではIB証券の方が有利なようですが、税金の取り扱いが異なり、国内の証券会社であるサクソバンク証券は申告分離課税、海外口座となるIB証券は総合課税になります。私は税金面の影響を重視し、サクソバンクで取引を行います。

口座開設のご案内
サクソバンク証券の口座開設のご案内ページです。当社では、魅力的な手数料水準の12,000銘柄以上の外国株式(米国株式・中国株式・欧州株式・外国ETF/ETN)をはじめ、約9,000銘柄のCFD(日本株式・米国などの外国株式やETF・指数・商品)、150通貨ペア以上のFXなど多彩な商品を取扱っています。

戦略を決める

一口にオプションと言っても、その手法・戦略は多岐にわたります。その中で私が選択したのは、プットオプションの売り戦略です。オプションの売りというと非常にリスクの高い取引でありやってはいけないと言われることも多いですが、それはレバレッジをかけすぎた場合の話。プットオプションを売る場合、実際に権利行使されたとしてもそれに応じられるだけの現金を確保していれば、借金を背負うような事態にはなりません。このように現金を確保して行うプット売りは「現金確保プット売り」「キャッシュ・セキュアード・プット」(以下、CSP)と呼ばれます。

CSPは単純なバイアンドホールドと比較したときに、リスクを低減しつつリターンを向上させることが可能と言われています。相場の展開を予想しなくても良く、リスクをコントロールしたうえで機械的に繰り返していくことで時間的価値の減衰からリターンを得ることができますから、手間はかからず再現性は高く、サラリーマン投資家には非常に適した戦略だと思います。

また、CSPと同様の結果が得られる戦略として、カバードコールという戦略もよく知られています。これは現物の保有とコールオプションの売りを組み合わせる戦略ですが、私があえてプット売りを選択したのは、①レバレッジをかけることができる②ポジションの組成、決済の手間が少なくて済む③サクソバンクでは現物取引を頻繁に行うと手数料(特に為替手数料)がかさみリターンを押し下げる、といった点を考慮したからです。

なお私はCSPではなく軽くレバレッジをかけるつもりですが、くれぐれもリスクを取りすぎないようには注意をしていきます。

取引銘柄を決める

米国市場ではあらゆる個別株・ETFを原資産とするオプションが取引されています。その中からS&P500に連動するETFであるSPYのオプションを取引対象に選びました。SPYは最もオプションの流動性が高い銘柄です。そのためBidとAskのスプレッドが狭く適正価格で取引しやすいというメリットがあります。また、機械的なプット売り戦略の場合は長期的には株価が上昇する銘柄を選ぶことが重要であり、個別株特有の倒産、業績不振、環境変化による株価低迷のリスクを避けるためにETFを選択することが望ましいです。

具体的な売買ルール

オプションの売りは時間価値の減衰から利益を得る戦略です。そして時間価値の減衰は満期日が近くなるにつれて加速する性質があります。そのため、手間は増えますが満期日までの期間はなるべく短くする方がリターンが向上すると思われます。そこで私の場合は毎週金曜日に翌週金曜日を満期とするSPYのプットオプションを売り建て、満期日に反対売買をする(権利行使/権利失効までは持ち込まず、反対売買をして取引をクローズする)というのを基本的な売買方針とします。

参考書籍

著者のKAPPAさんはずいぶん前からブログや著書を通じて、カバードコールを中心とするオプショントレードの優位性を説いてこられた方です。