ゼロ年代に株式100%でFIREしていたら

資産運用

最近のTwitterのタイムラインを見ていると、とにかく米国株式に投資してホールドするのが大正義!米国株以外は不要!みたいな雰囲気を感じます。確かにここ最近の相場はとても好調ですが、ゼロ年代の株式市場がどうだったかというと上記のツイートの通り、10年間の累計リターンがマイナスという有様。まぁ序盤にITバブル崩壊があって終盤にリーマンショックがあるという最悪なタイミングを切り取っているものではありますが、10年間ホールドし続けても資産が減ってしまった期間があったことは事実です。最近ではFIREも流行語になっていますが、実際にゼロ年代をFIREして過ごしたとしたらどうなったのでしょうか。

例えば2000年からUS Stock Marketに投資するとして、10,000ドルスタートで毎年400ドルを取り崩した場合のグラフがこちら。10年で資産は半分以下になります。しかもこれはドル建での話なので、日本円建での資産はこの間の円高の進行によって更に目減りします。

定額ではなく4%の定率取り崩しにした場合はこちら。6割以上資産が残っているのでだいぶマシになりましたね。ただし資産の減少・円高に伴って毎年の支出額も減らさなければいけません。

どちらの場合でも破綻することなくそのまま2021年の現在まで生き延びることは可能なのですが、資産が減り続ける期間のプレッシャーがすごそうです。完全に仕事を辞めるのであれば、このプレッシャーに耐える覚悟を持っておく必要があります。

400ドル定額取り崩しの設定にUS Stock Market 50:Long Term Treasury 50のポートフォリオを加えてみました。

50:50のポートフォリオでは2010年になっても当初の資産額を維持できています。素晴らしい。

完全FIREを目指すのであれば、こうしたことも踏まえて必要な資産額やアセットアロケーションを検討しなければいけませんね。

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